就職活動では当初玩具メーカーが第一志望でした。しかし、色々な業界を見る中で、幅広い世代を惹きつける情報を発信している百貨店業界に興味を持つように。また、大学時代にボランティアサークルの活動で培った企画力を、店舗運営に活かせると考えたことも百貨店を志望した理由でした。そのうえで、当社の存在は合同企業説明会で知りました。説明会には採用担当の方だけでなく、新入社員の方も来ており、その関係性が和やかで魅力的だったことがきっかけで選考に参加しました。選考を通して色々な社員の方々と話す中で、社員全員が「お客様に楽しみながらお買い物していただくために何ができるか」という同じ目標に向かって仕事をしている一体感を感じ、そんな姿に憧れて入社しました。

入社後はフルキャリ制度を通じて、1年目に本社総務部にて災害や火災が起きた際の*BCP策定や予算策定、2年目からは雑貨や小物を扱うShinQs パーツ ジョイストにて接客業務やPOPUPイベントの運営業務を経験しました。そして、3年目の現在は、吉祥寺店の営業推進にて宣伝業務を担当しています。チラシ・POPといった店内外で使用する販促物の作成や吉祥寺店のSNS運営、武蔵野市の事業とコラボしたキッチンカーの運営や設営・撤去など幅広い業務に携わっており、吉祥寺店のPRを通じてお客様の集客力を向上させることを使命としています。まだ分からないことも多く、日々業務を学んでいる段階ですが、疑問に思ったことはそのままにせず、上司や先輩に納得いくまで聞くことで自信を持って行動できるように意識しています。

吉祥寺店への異動直後に経験した、停電による店舗の復旧対応です。吉祥寺店に異動して間もない頃、館内が停電し、照明はもちろん、エレベーターやエスカレーターが止まる緊急事態に直面しました。最初は経験したことのない事態を前に焦りました。しかし、幸いにも1年目の時に総務部にて店舗で災害が起きた際の対策を考えるBCP策定業務に携わっていたため、その知識を最大限活かし、店頭の復旧作業に奔走。館内には停電の影響で不安を感じている方が多くいましたが、2年目に培った接客経験も活かし、売場の従業員と共にお客様一人ひとりに対して安否確認や状況説明を行うなど、迅速な対応ができました。「日々の業務を通じて培った知識や経験は無駄にならない」ということを学んだ忘れられない経験となりました。

今後のキャリアとしては、大学時代や入社2年目に培った企画力を活かし、イベントの企画や運営に携わりたいと考えています。また、最終的なゴールとして、社内外の方々から「東急百貨店には赤木がいる」と思ってもらえるような、会社の顔になることを目標にしています。そのために、普段仕事をする中で疑問に思ったことはそのままにせず、納得がいくまで追求することで、着実に知識を身につけていくこと、蓄えた知識を活かしながら、社内外の幅広い方と積極的にコミュニケーションを取り、周囲の方との関係性を構築していくことが重要だと考えています。そうして周囲から少しずつ信頼してもらうことで、一日でも早く会社の先頭を走ることができる人材になりたいです。