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唯一無二の会社に 渋谷と共に東急百貨店を

PROFILE

NAME :

楠﨑 潤 Uruo Kusuzaki

DEPARTMENT : 事業推進室 事業戦略部
JOINED YEAR : 1999年入社
EDUCATION : 経済学部卒

※内容は取材当時のものです

CAREER PATH

1999年 たまプラーザ店 服飾雑貨
2009年 たまプラーザ店 子供服
2012年 本社 MD計画部 兼 銀座出店推進部
2018年 本社 販売促進部
2020年 本社 事業戦略室 マーケティング戦略部
2022年 本社 営業政策部
2023年 現職
Q.東急百貨店を志望した理由
ここにしかない価値に心を動かされて
就職活動をするにあたり、「人に楽しさを提供できる職業」を軸として持っていました。イベント会社や広告代理店をはじめとしたエンタメ業界やアパレル業界、小売業界などを幅広く志望。その中でも、衣・食・住さまざまなモノ・コトに関わりたいという想いが強く、上質でトレンドをおさえた商品やサービスを提供する百貨店の存在は私の中で大きなものでした。元々東急線沿線で生まれ育ち、渋谷には頻繁に訪れていたため、そのランドマーク的存在だった東急百貨店は、ひと際輝いて見えました。また、グループ会社の連携による沿線価値の創造は、東急ならではの強みだと感じました。最終的には、渋谷を起点とした街づくりの一端を担うことのできる環境で働きたいと思い、当社へ入社しました。
Q.現在の仕事内容
顧客満足度を高め、
ビジネスを成長させる
私は顧客との接点を強化する事業戦略部において、管理職を務めています。当部署が担う仕事は幅広く、まずは世の中や小売業界全体のトレンド、当社に関するマーケティング調査を行ったうえで、その結果を社内へ展開。そのデータをもとに経営・営業部門が活用できるマーケティング情報の整備を行います。また、マーケティング情報に基づいた決済手段やSNSやメルマガなどのお客様とのコミュニケーション手段の開発、導入、運用を実施しています。そうした取り組みを通じてCX(顧客体験価値)を上げ、お客様満足度を高めると共にビジネスとして成立させることが私の役割であり、それを実現させるための、EX(従業員体験価値)向上につながるシステムの導入や業務効率化を進めることも重要な使命です。常にお客様の本質がどこにあるのかを考え、目の前の業務に取り組んでいます。
Q.私が成長した、あの瞬間
未来の“当たり前”をつくる仕事
入社18年目の頃、銀座出店推進部という部署で東急プラザ銀座内に「HINKARINKA銀座」を出店した際のことです。現在はコロナ禍の影響もあり、営業を終了しましたが、デジタルマーケティングを起点とした業界内でも先駆けた店舗運営を企画しました。当時の社会は、スマートフォンの利用が広がっている最中。いかにしてデジタルを活用して新しいお客様との関係を構築するかが課題でした。そこで、ベンチャー企業などと協力しながら、店舗アプリの開発を通じた顧客接点の創出や、データを活用して顧客情報の管理を行うデジタル顧客カルテの構築、スマホ閲覧を前提としたWEBサイトの設計、インスタグラムの活用など、現在では当たり前となっている取り組みを多く実現させました。当時は一般的ではなかった手法を導入し、実行、運用までつなげることができたこの経験は、私にとっても会社にとっても大きなチャレンジであり、現在の業務に活きる知識と経験を得たプロジェクトです。
Q.これからの歩み
東急百貨店を存在感のある
100年企業に
私は元々、渋谷の価値向上に貢献したいと思い、東急百貨店に入社しました。渋谷は今、100年に一度と言われる大規模再開発プロジェクトを進めており、その真っ只中にいられることを誇りに思います。今後は世界でも有数の都市である渋谷や東急線沿線の街で、そこに住む人、働く人、訪れる人の生活の質を上げることのできるリテールの枠を超えた存在感のある100年企業にしていきたいと思っています。そのために、今までのように百貨店としてお客様の生活に役立つ商品を販売するだけでなく、お客様の声を店舗運営に反映させながら当社にしか創出できない特別な価値を提供する企業になることが、当社の未来につながると考えています。

渋谷が持つ多様性と共に歩む

私が入社してから現在まで時代は変化していますが、その中でも渋谷が持つ魅力は変わっていないと感じます。渋谷には商業施設と路面店、国内の人と国外の人、若年層から熟年層、大衆文化とサブカルといったようにすべての要素がバランス良く、揃っています。そうした多様性を当社のビジネスにも最大限活用することで、業界内で存在感のある企業になることはもちろん、東急線沿線に住む人々へ生活の豊かさを提供し、「東急線沿線=最も住みやすい地域」にこれからも貢献していきたいです。