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PROFILE
NAME : |
北見 ひとみ Hitomi Kitami |
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DEPARTMENT : | 事業推進室 事業戦略部 営業政策 |
JOINED YEAR : | 2013年入社 |
EDUCATION : | 文理学部卒 |
※内容は取材当時のものです
CAREER PATH
2013年 | 吉祥寺店 インテリア・家庭用品 |
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2016年 | 銀座出店推進室 |
2016年 | HINKA RINKA銀座 |
2020年 | 東急株式会社出向 |
2023年 | 現職 |
Q.東急百貨店を志望した理由
ありのままの自分を受け入れてくれた
元々人と話すのが好きだったため、大学生の頃は遊園地や本屋でアルバイトをしていました。そのため、就職活動でもレジャー業界やホテル業界、ブライダル業界といったサービス業界に絞って、企業を見ていました。そうした中で、就職情報サイトで偶然知った当社に興味を持ち、選考に参加してみることに。すでに他の企業から内定をもらっていたため、無理に着飾ることなく面接に臨みましたが、結果はまさかの内定。最後まで就職先を迷いましたが、ありのままの自分を受け入れてくれた当社に一番魅力を感じ、入社を決めました。また、採用担当の方が最終面接まで進んだ学生一人ひとりに手紙でそれまでの面接のフィードバックを行うなど真剣に向き合ってくれたことも当社に惹かれた理由の一つです。
Q.現在の仕事内容
上質な接客を国内外すべてのお客様へ
現在は当社の各店舗と協力しながら、季節ごとに開催するイベントやキャンペーン内容、各店舗のターゲットに向けた情報の発信方法を検討する営業政策部に所属しています。その中でも私が担当しているのは、訪日外国人向けの業務。具体的な仕事内容としては、外国の方に当社を知ってもらうためのプロモーション業務と外国の方が買い物しやすい店舗をつくるためのサービス改善業務の二つです。当社がこれまで提供してきた上質なサービスを訪日外国人の方にも届けることを使命に、免税システムや翻訳ツールの現場導入などを行っています。言語や文化の壁を超えて、国内外すべてのお客様の生活に寄り添える百貨店を目標に、お客様の笑顔を思い浮かべながら日々の業務に邁進しています。
Q.私が成長した、あの瞬間
本店跡地の開発計画という
未知の業務に挑んだ3年間
未知の業務に挑んだ3年間
2020年から2023年まで親会社に出向し、携わった本店跡地の開発計画プロジェクトです。それまでは店舗での接客販売に従事していましたが、急遽東急グループ各社が参画する同プロジェクトのメンバーとして東急株式会社に出向し、各社の社員と共に建替後の建物のコンセプトや構造を検討することになりました。出向当初はそれまで聞いたことがなかった建設用語を調べる作業や経験がなかった資料の作成業務に追われる毎日。また、建物が2027年度竣工予定と長期プロジェクトだったため、日々の成果が売上で測れる接客業務に慣れていた私はすぐに成果が見えない業務に対して、「自分の仕事がお客様のためになっているのか」と不安が募るばかりでした。しかし、そんな中でも、これまで培ってきた知見を活かし、利用するお客様と従業員にとって快適な空間をつくるべく、空間の要件を綿密に検討し、提案を行いました。そうして他業界で働く方々と積極的に意見を交わしたことで、接客以外の方法でもお客様に向き合うことができ、寄り添うことにつながるのだと学びました。
Q.これからの歩み
時代を先取り、新しい価値を提供する
お客様により良いサービスを提供すべく、働く人全員が今まで以上に自分の会社に誇りを持ち、活き活きと働ける会社にしたいです。そのためには、東横店や本店の閉店といった過去の出来事に捉われるのではなく、当社がこれまで歴史の中で培ってきたおもてなしのノウハウや変化への対応力、グループ力を活かし、新しい価値を創造することに力を注いでいくことが大切だと感じます。私自身もこれまで現場での接客業務はもちろん、親会社である東急株式会社への出向や海外のお客様をターゲットにしたインバウンド業務など色々な経験を積んできましたが、これからは今までの経験を最大限活かし、店舗政策を行う部署で当社だからこそできる新しいサービスを生み出していきたいです。
時代の変化と共に歩む
時代の変化と共に、お客様のニーズにも変化が生まれていると感じます。最近ではインフルエンサーが発信した情報やAIによって最適化・提案された情報をもとに商品を購入するなど人々の購買行動が日々変化しており、百貨店に求められることも変わっています。一方で、時代が変わっても、変わらない人々のニーズがあるとも考えています。それは、お客様は常に自分の予期しない新しい商品との出会いを求めているということ。だからこそ、「流行の発信地」である渋谷に拠点を構える当社ならではの方法で、これからも人々の本質的なニーズに寄り添っていきたいです。